エンジニアマネージャーのつぶやき

雑記。主に人材開発とか。

社内のコミュニケーション周りで考えてること

こんにちは!

 

みなさんは社内で上手くコミュニケーションを取れていますか?
私はあまり取れてないのと、正直得意ではありません。
エンジニアマネージャーとしては致命的ですね。ははは 👻

 

会議や1on1(上長や部下との一対一の雑談)があるので、経験は積んでるし書籍などで情報収集はしてますが、難しすぎます。

 

まず、ハイコンテクストが辛い。
偉い人への忖度や気配り、察し合いなど。
トライアンドエラーで相手に刺さる反応を探ったり、質問や図解して意図を確認したり、非常に面倒です。

 

次に、話題が変わりすぎる。
さっきまで話してたことをスルーして、急に別の話題いったり質問されたり。
関連する話やより重要な話に移る場合は付いていきますが、因果や優先順位を考えて反応するのは、非常に面倒です。

 

あと、情報が非公開でやりとりされすぎる。
タバコ部屋で大事なことを話し終えてたり、関係者に相談しないまま仲間内で話を進めたり。
テレパシー能力はないので話してくれないと分かりません。情報が伝わっていれば私も現場も色々やれたと思いますよ。辛みです。

 

失礼しました。愚痴です。

ここからはコミュニケーション周りで私が考えてることを整理していきます。

 

 

そもそもコミュニケーションってなに?

Wikipediaにはこう記載されています。

参考 コミュニケーション - Wikipedia

ざっくりとは、頭の中を五感使って伝えるという感じでしょうか。

大抵は相手がいるので、相互に伝えましょうね。

仕事では言うだけでは意味がなく、相互に理解されたり納得されたりするよう伝えて、その後に何かしらの言動を期待することが多いと思います。

 

なぜコミュニケーションが必要なのか?

漠然とコミュニケーションが取れないと困るのは分かります。

意思疎通したり自分と他の人との違いを理解したり、大事ですよね。

 

ただ、1人だけで生きられるなら不要にも感じます。

社会的動物として誰かと関わることで生きる気力を得たり、自分の能力以上の生き方が選べたりするので、コミュニケーションを0にするのはオススメしませんが。

 

コミュニケーション周りで感じる課題

コミュニケーションミスでの失敗や物別れを見ると、コミュニケーションの限界を感じます。どうすれば良いかは長く模索することになりそうです。

ルールや仕組み、思考のフレームワーク5W1Hとか3Cとかね)で解決するのが良いのでしょうか。

 

グローバル化や反差別とかの流れで多様性の高い世界になるほど「当たり前」や「常識」は通じなくなり、ますます課題が山積されそうなイメージ。

こちらはローコンテクストかつ論理的なコミュニケーションで解決できそうでしょうか。

 

コミュニケーション力が高い人って、どういう人?

職場関係の評価としては、阿吽の呼吸で動ける人や一を聞いて十を知る人など。

友達関係では知らない人とでもすぐ仲良くなれたり、友達の友達の輪にすぐ馴染んだりする人とかでしょうか。

色々あると思いますが、Wikipediaにはコミュニケーション力がこう記載されています。

コミュニケーション能力(コミュニケーションのうりょく、communication ability)とは、一般的に「他者とコミュニケーションを上手に図ることができる能力」を意味する。

これに対してコミュニケーションスキルcommunication skill)とは、人と人の間でコミュニケーションをとる方法・手法・テクニックを理論付けし、検証を行い技術または知識としてまとめたもの。

参考 コミュニケーション能力 - Wikipedia

スキルと言うからには、良し悪しを判断できる指標が欲しいですよね。

ざっくりとは発信力と受信力かもしれませんが、コミュニケーションの目的によって違う気もします。

 

個人的に思うコミュニケーション力が高い人は、目的に達するまでのコミュニケーション(頻度×平均所要時間)が短い人ですかね。

必要最低限の情報を短く伝える話し手や、必要最低限の情報を短時間で引き出せる聞き手など。

 

みなさんはどう思いますか?

 

コミュニケーションの勝ち筋(パターン)

これが分かれば苦労しません。

ひとまず、「目的に達するまでのコミュニケーション(頻度×平均所要時間)が短い=勝ち」っていう前提で個人的見解を述べてみます。

ポイントは3つ。

  1. 目的を達成できるか否か
  2. コミュニケーション頻度を最小限にできるか否か
  3. コミュニケーション所要時間を最小限にできるか否か

目的を達成する方法

まずは目的を達成するために必要な条件や要素(課題)を洗い出しましょう。

目的や何をどうするのかによって方法は違いますが、具体的に想像して課題設定できれば大抵のことは解決できるはずです。いずれは。

課題解決のために、必要最低限のQCDRS(品質、コスト、納期、リスク、スコープ)は明らかにしたほうが良いですね。

 

ただし、目的自体が間違っていたり、達成することが不可能だったりしたら軌道修正しましょう。時間がもったいないです。

 

コミュニケーション頻度や所要時間を最小限にする方法

必要最低限の情報を短く伝え合うため、2点気をつけましょう。

  1. 目的や戦略を明確にすること
  2. コミュニケーションする内容へのお互いの理解度や関心度を把握すること

 

その上で必要最低限の情報を伝え合います。

理解度や関心度に違いがあるなら、具体的な成果物を図解したり試作品作ってみせるのも良いと思います。

ただし、何かがズレてると感じたら遠慮なくコミュニケーションを取り直しましょう。あとで直すほうが大変です。

単純接触効果があるからってわけじゃありませんが、スクラムや1on1でも時間制限はしつつ、コミュニケーションの頻度は多くしますしね。

 

参考 単純接触効果 - Wikipedia

 

つまり

1人で全部やる 👍

というのは冗談です。

 

1人で成し遂げることが無理なら、お互いの理解度や関心度に合わせて「目的、条件、期待する結果」を明確に話し合うこと。ただし、何かがズレてると気づいた瞬間に軌道修正すること。

これが勝ち筋な気がします。

 

みなさんはどう思いますか?

一緒に考えていきましょう。